ウォーターボトルと水筒の違いを徹底解説!用途に合わせた選び方も紹介

ウォーターボトルと水筒の違いについて徹底解説 未分類

「ウォーターボトルか水筒を買いたいけれど、そもそもウォーターボトルと水筒にどんな違いがあるのか分からない」

このような悩みはありませんか。

実は、ウォーターボトルと水筒の違いにハッキリとした定義はありません。しかし、使用している素材が異なるため、用途によって使い分けるのがおすすめです。

そこで、この記事では、ウォーターボトルと水筒の詳しい違いから選び方、おすすめの商品まで徹底解説します。

なお、先に結論をお伝えすると、ウォーターボトルを選ぶなら「スタウト エア」、水筒を選ぶなら「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」がおすすめです。購入を検討する際は、ぜひ参考にしてみてください。

「ウォーターボトル」と「水筒」の違いとは?

様々なウォーターボトル

実は、ウォーターボトルと水筒を区別するハッキリとした定義はありません。

しかし、

  • ウォーターボトル:プラスチック製・シリコーン製
  • 水筒:金属製

のものが多く、本記事でもそのように区別します。

使用している素材が異なるため、それぞれのメリット・デメリットも異なります。

メリットデメリット
ウォーターボトル持ち運びが容易
傷がつきにくい
保温・保冷機能がないため、時間が経つと常温になる
水筒保温・保冷機能があるので、冷たい・温かい飲み物が飲める ウォーターボトルと比べて重たい
へこみ・傷がつきやすい

ウォーターボトルは軽量なので、持ち運びが容易です。また、素材によっては傷がつきにくいので、多少雑に扱っても問題なく使い続けられます。しかし、保温・保冷機能がないので「常温の飲み物を飲みたくない」という人には不向きです。

水筒は保温・保冷機能があるものがほとんどなので、冷たい・温かい飲み物を飲みたい人におすすめです。ただ、ウォーターボトルと比べて重たいので、持ち運びが大変に感じる可能性があります。また、へこみや傷がつきやすいというデメリットもあります。

ウォーターボトルがおすすめの人・水筒がおすすめの人

水を飲む子ども

ウォーターボトルと水筒、どちらが向いているのかは、用途や求めているものによって異なります。具体的には、楽に持ち運びたいならウォーターボトル、外出先で温かい・冷たい飲み物を飲みたいなら水筒がおすすめです。

それぞれ解説します。

 楽に持ち運びたいなら「ウォーターボトル」がおすすめ!

楽に持ち運びたいなら、ウォーターボトルがおすすめです。水筒の場合、ウォーターボトルと比較すると重い製品がほとんどです。そのため、水筒は通勤・通学やアウトドアでの使用を想定すると、持ち運びが負担になる場合があります。

その点、ウォーターボトルは軽量なので、持ち運びが楽です。特に、外出先からの帰り道は飲み物の量が減っているはずなので、重さをほとんど感じません。ウォーターボトルは「疲れているときに重いものを持ちたくない」という人に向いています。

外出先で温かい・冷たい飲み物を飲みたいなら「水筒」がおすすめ!

外出先で温かい・冷たい飲み物を飲みたいなら、水筒がおすすめです。水筒はウォーターボトルと比較して、保温・保冷力に優れており、6時間以上保温・保冷可能なものもあります。

ただし、保温・保冷力はメーカーや製品によって大きく異なるため、購入前に確認しておくことが重要です。

ウォーターボトル・水筒の選び方

ウォーターボトル・水筒の選び方とは?

ウォーターボトル・水筒を選ぶ際に見るべきポイントは共通しています。具体的には下記のとおりです。

  1. 素材
  2. 容量
  3. 重量

それぞれ解説します。

1.素材で選ぶ

ウォーターボトル・水筒は使われている素材によって特徴が異なります。主に使われている素材は下記のとおりです。

  • プラスチック製
  • シリコーン製
  • 金属製

それぞれの特徴を理解し、自分の使い方や求めるものに合った素材の商品を選ぶことが大切です。

プラスチック製

プラスチック製の特徴は軽量、壊れにくい、熱に弱い

プラスチック製のウォーターボトルは軽量なので、持ち運びが容易です。また、Tritan™(トライタン)など耐久性に優れたプラスチックを採用している製品は、壊れにくいという特徴があります。

しかし、プラスチック製のウォーターボトルは熱に弱いものが多く、変形したり、有害物質が溶け出す可能性があります。耐熱温度は製品により異なり、100℃でも大丈夫な場合もあるため、購入前に耐熱温度の確認が必要です。

また、においがつきやすい(※1)という特徴もあるため、使用後はこまめに洗うようにしましょう。

シリコーン製

シリコーン製の特徴は、柔らかい素材で壊れにくい、折りたためるものもある、破損の可能性、シリコーン特有のにおい

シリコーン製のウォーターボトルは柔らかいので、落としても壊れにくいという特徴があります。また、製品によっては折りたためるものもあります。飲み物を飲んだあとに折りたたんで、コンパクトに収納できる点が魅力的です。

しかし、鋭利なものなどで傷がつくと破損の原因となるため、注意が必要です。また、シリコーン素材特有のにおいが気になる場合があります。においに敏感な人は、購入前に実際に手に取って、においを確認することをおすすめします。

金属製

金属製の特徴は、保温・保冷効果が高い、傷やへこみがつきやすい、中毒を起こす可能性

金属製の水筒は保温・保冷効果が高い製品が多いという特徴があります。特に「魔法瓶」という構造を持った製品は、長時間の保温・保冷効果があります。

魔法瓶とは、内びんと外びんの二重構造を持ち、その間を真空状態にすることで熱の移動を防ぎ、長時間にわたって保温または保冷ができる容器のことです。

しかし、落としたりぶつけたりすると、変形したり、塗装が剥がれる可能性もあります。また、サビが発生する可能性もあるため、使用後はしっかりと乾燥させることが重要です。

サビや傷がある状態で使用を続けると、金属容器から溶け出した金属成分により、中毒を起こす可能性があります。実際に、内部が破損している状態で、水筒にスポーツ飲料を入れて長時間置いていたことで、中毒が発生した事例があります。※2

保温・保冷機能を求めている人は、金属製の水筒がおすすめです。

2.容量で選ぶ

ウォーターボトル・水筒には、様々な容量の製品があります。そのなかで、どの容量のものを選ぶか決める際に参考にすべきなのが、人間が1日に必要な水摂取量です。実は、健康な日本人の水摂取量を詳細に検討した研究報告が乏しいため、詳細な水摂取量の目安は策定されていません。

しかし、ある論文によると、水の必要量は生活活動レベルが低い集団で2.3〜2.5L/日程度、生活活動レベルが高い集団で3.3〜3.5L/日程度と推定されています。※3

水分は食事からも摂取できるので、食事で摂取できる水分量を除いて、1.2L程度飲み物から摂取することを目標にすると良いでしょう。※4

1.2L程度飲み物から摂取する場合、外出先でも水分を摂取すると、目標を達成しやすくなります。生活スタイルも考えて、自分に合った容量を選びましょう。

350ml以下

350ml以下の容量の製品はサイズが小さいので、カバンなどに入れての持ち運びが容易です。しかし、1日に1.2L程度の水分を摂取することを目標にする場合、量が足りません。

そのため、短時間の外出で使用したい人や、缶ジュースなどを買う代わりとして持って行きたい人におすすめの容量です。

350ml〜500ml未満

350ml〜500ml未満の容量は、缶ジュースやペットボトルと同程度の容量で、人気のサイズなため、様々なメーカーから多くの商品が販売されています。

サイズもペットボトル程度なため、持ち運びがしやすく、日常使いにぴったりです。1日に1.2L程度の水分を摂取することを目標にする場合、外出前や外出後に700ml程度の水分を摂取する必要があります。

そのため、半日程度の外出にちょうど良いサイズです。

500ml以上

500ml以上は一般的なペットボトルの飲み物よりも大きいサイズです。飲み物の量が多いので重く、持ち運びには少し不便です。しかし、量が多いので、スポーツやアウトドアで使う人は、このサイズがおすすめとなります。

また、勤務先や学校にこのサイズの水筒やウォーターボトルを持っていくと、飲み物を買わなくても半日以上過ごせるので、節約になります。

そして、外出先で500ml以上の水分を摂取すれば、1.2Lの目標も達成しやすいので、水分摂取量の目標をクリアしたい人にもおすすめのサイズです。

3.重量で選ぶ

ウォーターボトルや水筒は、使われている素材などによって重量が異なります。一般的に、金属製の商品は保温・保冷に優れたものが多いですが、重たいので、持ち運ぶのが面倒に感じるかもしれません。

そのため、楽に持ち運びたいという人には、シリコーン製やプラスチック製のものを選ぶのがおすすめです。

注意点としては、素材が同じでも、商品によって重量が異なるということです。購入前に実際に手に取ってみるか、オンラインショップなどの商品情報をよく読む必要があります。

ウォーターボトルは「スタウト エア」がおすすめ!

ここまでの解説を見て「ウォーターボトルが気になったけれど、どの商品を選べば良いかわからない」という人がいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、株式会社リバーズが販売している「スタウト エア」です。

スタウト エアについて詳しく見てみる

「スタウト エア」がおすすめな3つの理由

「スタウト エア」がおすすめな理由は下記のとおりです。

  1. 水の量が一目でわかる
  2. キャップと本体がつながっている
  3. 軽くて丈夫

それぞれ解説します。

1.飲み物の量がひと目でわかる

「スタウト エア」の容器にはメモリがついているので、中に入っている飲み物の量がひと目でわかります。自分が1日に飲んだ飲み物の量がすぐにわかるので、1日に飲む水分量の目標を定めている人にとって便利です。

なお「スタウト エア」の容量は400ml・550ml・1000mlの3種類があります。半日以上外出するときに使いたい人は1000ml、持ち運びやすさを重視する人は400mlや550mlがおすすめです。

2.キャップと本体がつながっている

多くの水筒やウォーターボトルはキャップと本体が分かれているため、キャップだけを紛失する可能性があります。

しかし「スタウト エア」はキャップと本体がストラップでつながっているため、キャップを紛失する心配がありません。そのため、ものをよく無くしてしまう人におすすめです。

また、ストラップとカラビナをつなげることで、ロープなどにひっかけて、ぶら下げるといった使い方もできます。

3.軽くて丈夫

「スタウト エア」は軽くて丈夫です。

容量と重量は下記のとおりです。

容量400ml550ml1000ml
重量約115g約135g約185g

容量1000mlの重量は約185gで、缶コーヒーと同じくらいの重さとなります。缶コーヒーと同じくらいの重さのため、楽に持ち運びができます。

本体は傷や衝撃に強い「ECOZEN(エコゼン)」樹脂(※5)という素材を使用しており、私が実際に使っている中で、何回も地面に落としていますが、壊れていません。軽くて丈夫なので、アウトドアに最適です。

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水筒は「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」がおすすめ!

公式X

ここまでの解説を見て「水筒が気になったけれど、どの商品を選べば良いかわからない」という人がいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、タイガー魔法瓶株式会社が販売している「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」です。

真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズについて詳しく見てみる

「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」がおすすめな3つの理由

「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」がおすすめな理由は下記のとおりです。

  1. お手入れが楽
  2. 軽量で持ち運びがしやすい
  3. 保温・保冷力が高い

それぞれ解説します。

1.お手入れが楽

「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」は、キャップがパッキンと一体化しており、パッキンを外さずに洗うことが可能です。パッキンを外す必要がないため、一般的な水筒よりも洗う工程が少なく、パッキンを無くす心配もありません。

また、食器洗い乾燥機に対応しているため、お手入れが楽に行えます。

2.軽量で持ち運びがしやすい

「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」は「スピニング加工」というタイガー魔法瓶株式会社独自の加工によって、軽量化が実現されています。

容量と重量は下記のとおりです。

容量0.35L0.5L0.6L
重量160g190g220g

非常に軽いので、外出先などにも楽に持ち運べます。

3.保温・保冷力が高い

「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」は真空2重構造によって、保温・保冷力が高いという特徴があります。素材はステンレスが使われており、温度を6時間以上保ってくれるので、外出先でも温かい飲み物や冷たい飲み物を飲むことが可能です。

保温・保冷力が高い水筒がほしいという人におすすめです。

真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズについて詳しく見てみる

ウォーターボトルや水筒についてよくある質問

クエスチョンマーク

ウォーターボトルや水筒についてよくある質問は下記のとおりです。

  1. ウォーターボトルや水筒の正しいお手入れ方法は?
  2. 100均で買えるウォーターボトルはある?

それぞれ回答します。

1.ウォーターボトルや水筒の正しいお手入れ方法は?

水筒やウォーターボトルのお手入れ方法は、すすぎ、分解、洗剤で洗う、すすぎ、乾燥の流れで行われる

水筒やウォーターボトルのお手入れ方法は下記のとおりです。

  1. すすぎ
    使用後はすぐに水ですすぎ、内部の汚れや残留物を取り除きます。これにより、茶しぶやにおいが残りにくくなります。
  2. 分解
    フタやパッキンなどのパーツは分解して、それぞれを水でそそぎます。細かい部分に汚れが残りやすいため、これが重要です。
  3. 洗剤で洗う
    食器用中性洗剤を使い、スポンジやブラシでボトルの内外を丁寧にこすります。特にボトルの口や底は汚れが溜まりやすいので、しっかりと洗浄します。
  4. すすぎ
    洗剤が残らないように、十分に水ですすぎます。水が濁らなくなるまで繰り返し行うことが大切です。
  5. 乾燥
    洗った後は、ボトルを逆さまにして乾燥させます。湿気が残ると細菌が繁殖しやすくなるため、完全に乾かすことが重要です。

水筒やウォーターボトルは使い続けずに、使用後は必ず洗うようにしましょう。

2.100均で買えるウォーターボトルはある?

100均で買えるウォーターボトルはあります。

しかし「スタウト エア」などのウォーターボトルと比較して、耐久性や耐熱性が劣るものも多いため、アウトドアメーカーなどが販売するウォーターボトルの購入をおすすめします。

結論:ウォーターボトル・水筒の違いを知り、自分の用途に合ったものを選ぼう!

いかがでしたでしょうか。改めて本記事の内容をまとめると、下記のとおりです。

  • ウォーターボトルは軽量で、水筒は保温・保冷機能がある
  • 水筒は保温・保冷力に優れている
  • ウォーターボトル・水筒は素材・容量・重量で選ぶ

ウォーターボトルや水筒を購入する際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

ちなみに、本記事を読んで、プラスチック製のウォーターボトルが自分の用途に合っていると感じた人におすすめなのが「スタウト エア」です。軽くて丈夫で、おしゃれなデザインの「スタウト エア」が気になった人は、ぜひ購入をご検討ください。

スタウト エアについて詳しく見てみる

また、金属製の水筒が欲しいと感じた人におすすめなのが「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」です。慶長で持ち運びやすく、保温・保冷力に優れています。「真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズ」が気になった人は、ぜひ購入をご検討ください。

真空断熱ボトル MMZ-Wシリーズについて詳しく見てみる


参考資料

※1.白倉昌,鈴木哲也 : におい・かおり環境学会誌,43,257 (2012)

※2金属製の水筒に飲み物を入れる際の注意点はありますか?【食品安全FAQ】

※3.Sawka MN, Cheuvront SN, Carter R 3rd. Human water needs. Nutr Rev 2005; 63: S30─9

※4.「健康のため水を飲もう」推進運動 – 環境省※5原材料変更のお知らせ

この記事を書いた人
大門

Webライターとして2年間執筆を行ってきました。

得意ジャンルはウォーターサーバーや金融系。

また、サッカーを中心にスポーツ観戦が趣味なため、スポーツ系の記事も執筆可能。

保有資格:FP2級

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